こんにちは。ともゆき(@tomoryman)です。
2018年10月10日、好景気すぎたNYダウ平均株価が調整に入り、世界同時株安が発生しました。
いわゆる「おはぎゃあああ」ってやつです。

市場には逆らえない、インデックス投資家の辛いところよ…
ところで、あなたの持っているインデックス投信やETF。
「インデックスファンドが分散投資してくれるから大丈夫!」って盲信してませんか?
運用実績とネットの評判だけで買っているその資産、本当に分散投資されてますか?
株式を世界分散しても効果なかった
何が起きたかざっくり書くと、こんな感じです。
- 10月10日 米国株急落
- 10月11日 米国の煽りを受けて世界同時株安

【世界の下落率】
- NYダウ平均株価 3.14%↓
- 日経平均株価 3.89%↓
- 上海総合指数 5.22%↓
- ロンドンFTSE100 1.94%↓
さんざんな結果です。
ダウ本人より、アジア勢の株価下落率が大きいのも痛い…
さて、ここに世界中の株式へ分散投資するETFやインデックス投信があります。
“全世界へ広く分散投資!”
“カントリーリスクを軽減!”
これらは本当に、リスクを分散できているのでしょうか?
アセットクラスで分散しよう
世界中の株価は米国株に連動する。これがいまの株式の現実です。
- 米国株が下がれば、世界中の株価が下がる。
- 米国株が上がっても、世界中の株価は上がったり下がったり…
インデックス投資家のすごい人たちは、「世界分散より実は米国株インデックスの方が優秀かも」という説を日夜研究してるそうな。
つまり、株式だけで価格下落リスクを分散することはできません。
「卵は一つのカゴに盛るな」という投資の名言がありますが、バラバラに分けたはずの卵は、実は“株式”という大きなカゴに盛られていたのです。
もしあなたが分散投資で安定した収益を望むなら、債券やREITなど、複数のアセットクラスを購入してリスクを分散しましょう。
値動きの異なる多様な資産に分散投資することで、収益チャンスを広げ、価格変動リスクを抑制することができるとされています。
アセットクラスの購入割合で資産配分を整え、価格変動リスクと期待リターンを自分好みのバランスに調整するのです。(これをアセットアロケーションと言います。)
資産配分の比率と得られるリターン・リスクを確認するなら、無料の「myINDEX 資産配分ツール」がおすすめです。
分散投資といいつつ高配当な株式インデックスばかり買い漁り、値動きの少ない債券を見て見ぬふりしているそこのあなた。
お気をつけください。

長期的に見ても一番リターンの大きい株式に全ツッパ!資本主義バンザイ!
まぁ、それもアリですね。
※ちなみに、このブログを書いてる10月17日は、ダウ平均株価が反発して500ドル戻してます。


なんだ、ただのバーゲンセールだったのか。焦らず買い増せばよかった…
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